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フライス盤(Milling Machine) |
(1)簡易NC立フライス盤
(2)NC立フライス盤
(3)大型NC立フライス盤
(4)横フライス盤
(5)シェーパー
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エンシュウ SEV
大隈豊和 FMV30
大鳥機工
エンシュウ
ナカガワ
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- 用途
フライス盤は加工物を角柱形状に仕上げる機械である。
フルバックカッタによる面削り、エンドミルによるミゾ・端面削り、ドリル・タップによる雌ネジ加工などが可能である。
- 仕様
(1) 簡易NC立フライス盤
フライス盤中、主軸が垂直であるものを立フライスと呼ぶ。
加工物を板および角物形状に仕上げる工作機械で、正面フライスによる平面削り、エンドミルによる溝・側面削り、ドリル・タップによる穴加工などができる。
エンシュウ SEV
加工ストローク |
: | 750×320 mm |
主軸回転数 | : | 44~2,000 |
主軸テーパ | : | BT40 |
主電動機容量 | : | 5.5kW |
簡易型NC装置 | : | 円弧・勾配ほか |
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(2) NC立フライス盤
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機 種
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NCフライス盤
FMV-30
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テーブル作業面の大きさ(mm)
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1,350×310
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移動量(X*Y*Z) (mm)
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710×320×410
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主軸回転速度 (min-1)
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25~2,500
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主軸用電動機(kw)
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5.5/3.7
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ツールシャンク形式 |
N.S.T.
No.50 |
早送り速度(mm/min)
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左右・前後6,000 |
上下2,000 |
所要床面積(mm)
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1,860×1,950
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制御装置名
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OH-FANUC FS20-iF
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(3) 大型NC立フライス盤
メモリーカードもしくは RS-232C からNCプログラムを読み込み、自動運転が可能なNCフライス盤である。 テーブルストロークが 1,000mm(X軸)あるので長尺物も加工できる。
大鳥機工 ON-3V2
加工ストローク |
: | X1,000×Y400×Z500 mm |
主軸回転数 | : | 45~1,600 rpm |
主軸テーパ | : | No.50 |
主電動機容量 | : | 5.5kW |
NC装置 |
: | FANUC Series 20i-FB |
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(4) 横フライス盤
フライス盤中、主軸が水平であるものを横フライスと呼ぶ。
フライスカッターによる平面削り、サイドカッターと呼ばれる円形鋸刃による溝入れ・切断等が可能なほか、主軸を垂直に変換するアタッチメントを取付けることで立フライスとして使用することもできる。
エンシュウ HF2
加工ストローク |
: |
750×270 mm |
主軸回転数 |
: |
68~1,760 rpm |
主軸テーパ |
: |
N.S.T.No50 |
主軸電動機 |
: |
3.7 kW |
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(5) シェーパー
形削盤(Shaper)は、バイトが往復してテーブル上の工作物の平面や溝を削るのに用いる。比較的に強力切削ができ、機械の据付面積が少なくて済む。但し切削抵抗でバイトが逃げる傾向があり、精度的には若干フライスに劣る。 |
ナカガワ
最大ストローク |
: |
630 mm |
ストローク数 |
: |
8段 (10~110) |
最大加工幅 |
: |
500 mm |
送り速度 |
: |
10段 (0.3~3.0 mm) |
テーブルの大きさ |
: |
680×650×450 mm |
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- 設置場所
(1)(2)(4)(5) 実験実習工場北館 (フライスショップ)
(3)実験実習工場北館(北側通路付近)
- ご案内
同一形状品の繰り返し加工、多数のタップ穴加工および複雑形状加工にはマシニングセンターの御利用をお勧めします。