バナー

WEDM 安全

危険の内容
  • 高電圧による感電
感電事故が発生しやすい状況
  1. 雨の日に濡れた靴のまま作業。
  2. 安全靴の非着用。
高電圧が掛かっている箇所
  • ワイヤーが繋がっている箇所
  • ワイヤーボビン(作業者の頭部と接触)
  • ワイヤー回収箱(使用済みということで導電していないと錯覚しがち)
  • 加工機強電盤
  • NC制御盤
     
正しい服装
  1. 濡れていない安全靴
  2. 袖口の締まった作業服
  3. ネックレス・ブレスレット等、導電性のある物を身に着けていないこと

放電加工機に特有の危険
 剪断・圧縮・引張・曲げといった機械的な力の作用を変形の原理とする一般工作機械と違い、放電加工は素材と電極の間に発生する非常に高い電位差による放電現象を加工原理とする。したがって最も大きな危険要因は高電圧である。
 また、放電加工機の中でも特に、ワイヤー放電加工機は加工液に水を用いる機種が一般的で、作業者が濡れる機会が多いことで感電事故が発生し易くなる。

<参考資料>装置メーカ発行の取扱説明書
直線上に配置